リサーチャーの資産運用、ときどきマーケティングブログ

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ウェルスナビ運用実績(9月18日)

こんにちは。

本業が立て込み全然ブログを書くことができない日々でございます。

 

ただ世の中はいまだにコロナ一色で進歩していないですね。
そろそろ活動を再開しないと、取り返しのつかない悪影響があると思うだけどな~。

 

ウェルスナビ(投資)は順調で、日経平均も3万円を超えたりちょっとしたバブルですね。購入する立場からするともう少しお手頃価格になるまで購入は控えて、株価が落ちてきたタイミングでドバっと買おうと思っております。

 

では~。

 

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ウェルスナビ運用実績(5月6日)

こんにちは。

昨年2020年もGWは緊急事態宣言で外出できず、まさか今年も同じ轍を踏むとは思いませんでした。。。

 

ただ、ウェルスナビは昨年と今年は「含み益」が全然異なります。昨年はプラスマイナストントンだったのが、今年の5月上旬には30%を超える含み益。

政府は同じことばかりしているが、AIは進歩していますね 苦笑

(皮肉交じりです)

 

ただ、日本の個別株も好調(というか割高)で買い増しが行いにくい状況なので、「人生うまくいかないな~」と感じております。

 

引き続き愚直に積み立てを続けて、お金が制約条件にならないように選択肢をたくさん持てる人生が送れればと思う今日この頃でした~。

 

 

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ウェルスナビ運用実績(4月11日)

こんにちは。

 

約1か月ぶりとなったウェルスナビの運用実績報告です。

 

毎月3万円もくもくと積み立てておりますが、コロナからの復活でずっと好調・堅調な推移を示しています。

 

個人的に趣味(?)で行っている日本の高配当株の利回りは10.0%程度なので、手数料を鑑みてもウェルスナビの価値を日々感じております。

 

私にとってウェルスナビ運用の目的は「老後資金!」なので、30年後に3000万円到達できるように、下落時もしっかり積み立てていこうと思います。

 

では!

 

 

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【ネットリサーチの基本】調査票設計は「誰に?」「どれぐらい?」「何を?」の3つの柱が必要!

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今回はネットリサーチにおける「調査票作成」について解説します。

調査の目的を達成するために、どんなことに気を付ける必要があるのか、どんな流れで組むのがよいのか、3つの重要な柱を交えてお伝えできればと思います。

 

 

 

調査の目的を整理する

 

なぜネットリサーチなのかを確認する

まず、大前提となりますが調査の目的を整理します。

調査の背景、目的、課題を箇条書きなどでまとめることで思考が整理され、調査会社への依頼もしやすくなります。

調査会社もこの背景、目的、課題ヒアリングをとても大切な仕事となります。

  1. 背景は、わざわざお金やマンパワーを投資して調査をしようと思った理由となります。
  2. 目的は、今回の調査からどのような結果を得たいかということです。調査は目的ではなく手段です。調査結果を活用して、商品開発をしたいのか?バイヤーや上司への説得材料にしたいのか?など、調査結果の使い道を指しています。
  3. 課題は、そのアイテムやサービスの課題を指しています。内部の視点、外部の視点、競合の登場、自社の中でのカニバリなど、調査をしようと思った背景にもつながる部分となります。

以上3点を整理した上で、それでも「ネットリサーチ」を活用すべきか一旦考える必要があります。

以下の関連記事でも書いた通り、定量調査(ネットリサーチなど)の主な目的は仮説の検証や数字的な検証となります。仮に調査目的が「一人一人の生活を深堀して、ペルソナを作りたい」ならばネットリサーチは向いていません。そこまでの深堀が出来ないからです。
sassykao.hatenablog.com

ネットリサーチの特徴を知る

これはネットリサーチだけでなく定量調査全般に言えることですが、「聞いたことしか分からない」ということを肝に銘じておくことが重要です。

当然ですがアンケート設問で聴取した内容しか集計や分析はできません。例えば、アンケートで以下のような設問を設定したとします。

Q.あなたはサッカーが好きですか?

 選択肢1.好き

 選択肢2.どちらともいえない

 選択肢3.嫌い

この設問で「選択肢1.好き」の回答比率が30%だとします。

確かに世の中の3割はサッカーが好きだと解釈は出来そうです。しかし、この”好き”というのは「サッカーをプレイするのが好き」「サッカーの代表試合を見るのが好き」「サッカーゲームが好き」など理由はいろいろだと思います。 定量調査では聞いたことしか分からないので、どのような理由でサッカーが好きなのか?その理由をこの設問だけで解釈するのはかなり危険です。(ミスリードする)

 

一方、定性調査のインタビューは行間を読んだり、インタビュー対象者自身から能動的に言葉が出ることがあるので、「聞いたこと以上のことが分かること」が多々あります。
(例)

インタビュアー:佐藤さんはサッカーは好きですか?

佐藤さん:はい、好きです。小学校からサッカークラブに入ってて、今でもフットサルをやったりしています!もっぱらやる方で、試合はあんまり見ないんですよね~。

 どうでしょうか?これなら佐藤さんは「サッカーをやるのが好きで、見るのはあまり好きじゃないんだな。」ということが把握できると思います。実際のインタビューでは佐藤さんの声のトーンや表情などからより鮮明に把握できます。

 

繰り返しになりますが、ネットリサーチは聞いたことしか分からない、ということを理解した上で調査票を設計する必要があります。

 

1つ目の柱:調査対象者を決める(誰に?)

アンケートを配布する対象者の選定も重要です。女性向け商品なのに男性にアンケートを取っても意味がないように、調査目的を達成するために誰に聞くのか?を整理していきましょう。

属性情報

調査の目的が整理出来たら、次にアンケートの対象者を考えます。まずは、基本属性をベースに考えるとスムーズで、調査会社も必ずヒアリングする内容です。

<基本属性>

  • 性別(LGBTQも配慮した選択作りが必要)
  • 年齢
  • 未既婚
  • 居住地
  • 同居家族

固有の条件の整理

属性情報の整理が明確になったら、個別の条件を考えていきます。

<個別条件の例>

  • 自家用車で週1回以上運転する方
  • 犬を2匹飼っている方
  • ブランドAを3回以上リピート購入している方  など

個別の条件はその調査の目的によって十人十色です。

しっかり精査して設定する必要がありますが、あまりにも条件が細かいと対象者の確保が難しくなり、想定外のコストやスケジュールが発生したり、予定していたサンプルが回収できないことがあるので注意です。

<条件が細かすぎる例>※ちょっとオーバーな例です苦笑

  • 香川県生まれで現在は東京世田谷区に在住している子どもがいる20代女性
  • 外車を3台以上所有している10代男性

 

2つ目の柱:回収数を決める(どれぐらい?)

サンプル誤差の確認

さて、アンケートの目的や対象者条件の整理ができたら、次に考えるのでは回収するサンプル数(何人からアンケートを回収するか?)になります。

一概に答えはないのですが、1つの視点として”サンプル誤差”という切り口があります。これは「アンケートを回収した際に発生する誤差」を指しており、データの信頼性にも影響します。例えば、Aというブランドの購入意向が80%、Bというブランドの購入意向が75%だったとします。一見、ブランドAの方が購入意向が高いと読み取れますが、もしここに誤差10%が発生したらどうでしょうか?

  • ブランドA:80%±10%=70~90%
  • ブランドB:75%±10%=65~85%

これはアンケートを回収した時期やその他の要因によって、ブランドBの方が購入意向が高くなることを示唆しています。

この例では分かりやすく誤差率を10%としていますが、この数値は大きいでしょうか?小さいでしょうか?数字の大小は個人の感覚によりますが、感覚的に10%の誤差はでかいと感じる方が大半なのではないでしょうか?

王道は1属性○○サンプル!

では誤差は何%ぐらいだったら小さい、もしくは許されるのでしょうか?

この議論に正解はないのですが、統計学やアンケート業界では「5%の誤差は許す」というスタンスが殆どです。

そして、最大誤差5%に抑えらえる条件として「400サンプル以上取れば誤差は5%以内に収まる」という考えがあります

※正確には統計学に基づく計算式がありますが、今回は割愛します。

従って、アンケートの回収数で悩んだら400サンプル回収を目標にする、というのが分かりやすい指標になります。

最低回収数は○○サンプル!

400サンプルが1つの指標という話をしましたが、定量的に分析する上で最低の回収はどれぐらいか?という議論もよく耳にします。

残念ながらこれも決まった答えやルールはないのが実情です。通例として「30サンプルが分析する上でのミニマム」とがありますので、この指標を参考にすることをお勧めします。

 

3つ目の柱:調査票の大枠を決める(何を聞く?)

最後に調査票の大枠を考えます。ラフ案を考えるイメージでアンケートのストーリーや調査結果を使う場面を想定しながら作るとよいです。

設問数

まず、どれぐらいの設問数で組むかを考える必要があります。

アンケート会社の見積もりは設問数で変動することが大半のため、予め設問数を想定しておかないと概算見積もりも作れないのです。

これは私の肌感覚ですが、15問前後が無理なく回答できる限界設問数だと思います。

 

流れを決める

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次にアンケートの流れ・ストーリを考えます。

色々コツや工夫はあるのですが、私が意識している点は大きく以下2つです。

  1. 【事実】から【意識・仮説】の順に組む
  2. 行動する順と同じように組む

<【事実】から【意識・仮説】の順に組む>

心理学的な側面もありますが、アンケート回答者にいきなり【意識】やアンケート設計者の検証したい【仮説】をぶっこむのはお勧めしません。回答者の意識がまだアンケートモードになっていないので、重要な部分が曖昧な状態での回答になってしまうのです。まずは回答がしやすい【事実】から聞いていくことで、頭が温まっていくのです。

【事実の例】

  • 同居家族は?
  • 仕事内容は?
  • 購入している飲料は?

【意識・仮説の例】

  • ブランドAが好きな理由は?
  • ○○という新商品について、評価できる点はどこ?
  • △△というサービスの改善点はどんな点だと思う?

 

<行動する順と同じように組む>

もう1つのコツは行動する順番と同じようにアンケートを設計することです。

例えば、ブランドAの利用実態を把握したいのが目的の場合は以下のような設計が回答者はストレスなく回答することが出来ます。

  1. 認知経路
  2. 購入チャネル
  3. 比較検討商品
  4. 決定要因
  5. 購入価格
  6. 利用シーン
  7. 利用満足度
  8. リピート意向
  9. 廃棄方法

設計のコツ

実際にアンケートの設問を組むには細心の注意と技術が必要になります。

”漏れなく重複なく”というスタンスのもと、アンケート回答者全員がキチンと回答できるように選択肢を網羅的に設定し、恣意的にならない様にランダムに表示させるなど、それなりの知識や工夫、技術が必要になります。

作成したアンケートは上司や同僚、家族など第三者視点でのチェックを行い、必要に応じてプレ調査を行い微修正を加える必要があります。

アンケートに自身がない方は是非調査会社に依頼をしてみてください。 

 

 

今回は以上となります。

次回、調査票設計のコツの部分を深堀しようと思います!

 

それでは~。



【コロナ渦で需要急増?】ネットリサーチのアレコレを解説

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 今回は「コロナ渦で需要急増?ネットリサーチのアレコレ」と題して、アンケート手法で最もポピュラーなネットリサーチを解説します。

 

ネットリサーチとは

ネットリサーチは、マーケティングリサーチ(市場調査)の代表的な調査手法の1つで、調査対象者(回答者)にインターネットを通して「アンケートサイト」にアクセスしてもらい、Web上で回答してもらう調査です。

アンケートサイトは沢山あり、最近は”ポイ活”が流行っていたりするのでモニター登録者数は伸びています。

因みに、アンケートサイトに登録している人を「会員」「モニター」などと呼びます。

日本のネットリサーチ市場は年々増加傾向にあり、日本の市場調査業界の市場規模は約2,000億円です。その中でネットリサーチが占める割合は3割程度で700億円ほどの規模があります。この傾向は微増傾向で、ネット環境が当たり前、進化し続ける以上はこの傾向は止まることのないトレンドだと思います。

 

ネットリサーチのメリット

さて、そんな代表手法のネットリサーチですが、どのようなメリットがあるのでしょうか?発注者側(企業・個人)、回答者(モニター・会員)の2つの視点で解説します。

<発注者側視点>

発注者にとってのメリットは大きく3つあります。

  1. 早い
  2. 安い
  3. 上手い

 

牛丼屋さんみたいですね笑

<1.早い>

従来の手法と比較してネットリサーチは納期までのスピードが早いです。

シンプルな調査の場合、発注した翌日にはある程度のデータが集まっています。これは他の手法では代替の効かない強みになります。よくある例ですが、メーカーの営業職の方は忙しく月曜日の会議でデータを求めれることが多いようです。その場合、木曜日にネットリサーチの発注を決め、金曜日にやり取りを行いアンケートを確定させます。すると、翌週の月曜日には数百~数千のデータが集まっているのです。

ある程度設計が複雑な調査でも、7~10間程度で求めるデータが集まると思います。

大昔、FAXを使って調査をしていたときとは何倍もスピードが違いますね。

 

<2.安い>

次のメリットはコストメリットがある点です。

セルフ型のアンケートならば1問1サンプル10円という低価格で提供しているリサーチ会社もあるため、1万円程度の費用でデータを取ることが出来ます。

もう少し大型の調査でも100万円前後で数千人からのデータを回収することが出来ます。SNS等でユーザーボイスが安価で収集できる世の中にはなりましたが、発注者側の目的や意向に沿ったデータを収集するには心もとないのも事実です。

 

<3.上手い>

3つ目は柔軟性や応用性、レアサンプルの確保が可能なことです。

例えば、レストランなどの机上に置いてあるお客様アンケート、スーパーやデパートにあるアンケート用紙など紙の媒体ですと多くても10問程度のボリュームの設問しか聞くことが出来ません。

一方、ネットリサーチは物理的に設問数の上限はなく20問でも30問でもアンケート設問を作ることが出来ます。(回答者の負担を考えると15問程度を推奨)

さらに、「Q1でAと回答した人はQ2、Bと回答した人はQ3に飛ばす」といったロジックも組むことが出来ます。今じゃ当たり前ですが、これも神やFAXアンケートではできない芸当です。

さらにレアサンプルの確保が可能です。例えば北海道から沖縄まで全国の住民にアンケートを取りたい場合、車いすや障がいで不自由がある方、妊婦さんやご高齢の方など、ネット環境にさえ接続ができればいつでも、自分のタイミングの良い時にアンケートに回答できます。

 

<回答者がの視点>

アンケートに回答する会員、モニターにとってもネットリサーチにはメリットがあります。一番のメリットは”手軽”であることです。スマホタブレット、PCさえあれば隙間時間にアンケートに回答することができ、ポイントを貯めることが出来ます。(今に言う”ポイ活”ですが、実は20年以上前からある活動なんですね)

溜まったポイントはギフトカードやAmazonカード、楽天ポイントなどと交換ができるので、主婦や学生、忙しい会社員でも取り組めるプチ副業だったりします。

 

ネットリサーチのデメリット

一方、ネットリサーチにはデメリットもあります。

このデメリットを把握した上で調査を行うことが前提になります。

  1. ネット接続ができない人の声は聞けない
  2. モニターの質の担保が難しい
  3. パネルの数が小さいとレアサンプル抽出が難しい

 

まず1番は当たり前のことですが、ネットリサーチである以上、インターネットに接続する必要があります。2021年現在では、70代でも普通にスマホを使いネットサーフィンをしているので大丈夫ですが、それ以上の年代になるとアプローチが難しいのが実情です。そのため、80代のシニア層にアンケートを取るためにはネットリサーチは相性が非常に悪いのです。

 

2番と3番は重複するのですが、アンケートサイトに登録しているモニター・会員の質が低い場合、当然アンケートの結果も信頼性の低い誤差が大きい結果となります。アンケートサイトごとに会員の質を保つための施策をしているので疑問に思う方は聞いてみると良いと思います。

また、アンケートサイトによっては登録しているモニター・会員が少ないこともあります。登録者数が少ないと大規模調査で目標の数を回収しきれなかったり、条件が厳しい調査(例.鳥取県在住の20代既婚男性 等)でも回収しきれないことが多々あります。

 

どんな時に利用する手法なの?有パターン、無パターンの解説

では、ネットリサーチはどんな目的の時に、何を達成したくて使う手法なのでしょうか?ネットリサーチと相性が良い目的、悪い目的を解説します。

●ネットリサーチと相性がいい目的

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調査目的が「仮説の検証」の場合、ネットリサーチをおススメします。検証には色々な属性(性別や年代など)を対象に一定のサンプル数(1属性100サンプル以上など)の回収が必要になるため、コストや納期までのスケジュールを逆算してもネットリサーチしかできないことが多かったりします。

他にも「傾向を把握する」「変化の推移を把握する」といった目的の場合でもネットリサーチは使えます。

例えば、「日本、アメリカ、イギリス、中国の4国の国民性を把握する」ことが目的の場合、日本人2000人にアンケートを行い日本人の国民性の傾向を把握します。同様に各国でもネットリサーチを行います。2000人×4か国、計8000人のデータを蓄積し、3ヶ月に一度同じ調査を行うことで変化の推移を把握することが出来ます。

 

●ネットリサーチと相性が悪い目的

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一方、相性が悪いのは「機会発見・アイディア募集」などが目的の場合です。残念ながらこのような目的の場合、ネットリサーチだけで十分満足できる結果を得ることは難しいです。

人間は、その行動の9割が無意識ともいわれており、意識して行動しているのは1割以下との話があります。本来「機会発見・アイディア募集」を目的とする調査の場合、回答者の顔や身なり、話し方を観察し、インタビュアーの質問とその回答から発注者側がアイディアを練ります。(無意識を無理に聞かず、行間を読むのです)

回答者本人に新しいアイディアを聞いても、ありきたりな回答や発注者側でも想定している回答しか出てこないことが殆どです。

 

ネットリサーチは事前に発注者側の仮説や検証項目のもと調査票(アンケート票)が作られています。回答者はその限られた選択肢の中から回答を選ぶため、発注者側が想定しない意外な回答が出てこないのです。

 

 

ネットリサーチで有名な企業はどこ?

最後に、ネットリサーチを代行してくれる会社をいくつかご紹介します。

完璧に筆者の独断ですが、以下の企業はマーケティング専門の会社で、専門性の持ったスタッフが常駐しているので気楽に相談できると思っています。

 

本記事の冒頭でも述べたようなセルフ型のアンケートを提供している企業も上記には含まれており、非常にコストパフォーマンスも優れていると思います。

 

 

 

今回は以上になります。
最後までご覧頂きありがとうございました!

ウェルスナビ運用実績(21年3月21日)

折角の日曜日、雨ですね~。

買い物は昨日済ましておいたのでいいですが、一日中家にいるのはなかなか辛い、特に休日は。。

朝からご近所さんのピンポンで起こされて、1時間も立ち話に付き合わされました。雨の中傘をさしながら!!もう!って感じです。

まぁ、世の中には色々な価値観の人間がいるので前向きに気持ちを切り替えるしかないですね。

 

さて、本日時点でのウェルスナビの実績は以下の通り。

改めて考えると、コロナの影響でマイナスにはなりましたが、その後好調に右肩上がり。米国市場が好調なことが一番の要因だと思いますが、全自動でここまでの成果を残すのは素晴らしいな、と思います。

 

手数料面でもマイナスな意見がネット上に上がっていますが、自分のように知識が乏しくてサラリーマンとして時間搾取されている人からすると結構アリなツールだと思います。個別銘柄の選定する時間を今みたいにブログ書く時間に使えるので、時間単価で考えるとプラスですね。

 

 

 

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因みに、ウェルスナビは「老後資金形成」が目的です。まだあと30年以上ありますが、どうか3千万円は超えてくれますように・・・。

【疑問解決!】定性調査と定量調査の違いを解説

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普段は資産運用の備忘録としてつらつらとブログを書いていますが、

本業の市場調査(マーケティング)でも記事を書いてみようと思います。

一応、「リサーチャーの資産運用ライフ」というタイトルなので、【リサーチ】のことを扱ってもばちは当たらないと思いました。

 

 

 

マーケティングとは

リサーチの前にマーケティングについて説明します。

まず、米国や日本の協会の定義は以下となります。

マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。」

ー アメリカ・マーケティング協会(AMA;American Marketing Association)2007年の定義

 

マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。」

ー 日本マーケティング協会

 

マーケティングとは、製品と価値を生み出して他者と交換することによって、個人や団体が必要なものや欲しいものを手に入れるために利用する社会上・経営上のプロセス」

ー フィリップ・コトラー(Philip Kotler)

 

どの定義も間違っていないですし、マーケティングの神コトラーさんも分かりやすく説明してくれていると思います。

ただ、私自身が考えるマーケティングは次になっており、新しいスタッフやお客様にも同様の説明をしています。

 


 

マーケティングとは、

「よく売れるモノづくり」と「よく売れる仕組みづくり」

の総合活動

 

どうでしょうか?この定義の方がスッと頭に入ってきませんか?

「よく売れるモノづくり」はリサーチ活動を指します。市場分析やアンケート、景気動向調査、視聴率などが有名どころでしょう。

「よく売れる仕組みづくり」はプロモーション活動を指します。TVCMや雑誌広告、東京ガールズコレクションYouTube広告など企業の販促活動全般を指しています。

 

つまり、マーケティングとは

「リサーチ + プロモーション = マーケティング」という関係性が成り立つのです。

 

▼リサーチとは

さて、私は「リサーチ」というお仕事をしております。

リサーチには色々な手法がありますが、まずは基本となる定量調査、定性調査という考え方を説明いたします。

 

定量調査とは

現在のリサーチ手法の中では規模も大きく、比較的簡単に取り組めることからリサーチ初心者の登竜門的な側面もあります。

何かの意思決定を促すことが目的で、アウトプットは数字で表現されます。

「視聴率が25%、だから人気番組と言える」みたいなイメージです。

結果が数字で表現されるので、説得力もあり客観的な視点も含められることが強みの調査分類となります。

(代表的な手法)

・ネットリサーチ

・ホームユース調査

・会場調査

 

●定性調査とは

一方、定性調査は複雑で大規模になる調査も多く、一定のスキルがあるリサーチャーではないと目的に沿ったアウトプットが難しい面があります。

機会発見や変化の芽を探すのが目的とされることが多く、アウトプットは言葉や音声、画像といった数値化が出来ないものとなります。

「最近こんなクレームが入った。だからこんな商品を作ってみよう」みたいなイメージです。

(代表的な手法)

・グループインタビュー

・個別インタビュー(デプスインタビュー)

・訪問調査

・日記調査

・行動観察

●まとめ

定量、定性調査を表でまとめると以下のようになります。

どちらの手法が良い悪いではなく、調査の目的によって最適な手法を選び、場合によってはミックスしながら調査を進めることが必要です。

 

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今後もリサーチに関する記事をアップできるよう、精進してまいります。